メルセデスのある暮らし
「プレシャスタイム・プラス」

常に最も革新的なプレミアムステーションワゴンとして世を驚かせてきたEクラス。いつものように実車との対面は緊張と興奮で、その後も主にワクワクが止まらない。膨張色の部類に入るオパリスホワイトのまぶしさには高級感も増し増しに！ブラック系が用意されていたらもっと締まった感じで“ベンツ”と声にしたかもしれないが、スタイル全体がステーションワゴンとはいえ流麗さをも感じられ、つい“メルセデス”と声が出てしまった。

６代目となってずいぶん進化したようなデザイン、やや違和感。～EQマスクとも思える新型Eクラスは先進性を具現化しているようにも見える。個人的には次期EQへのつながりを示唆しているようにも感じ、メルセデスの本気度をも感じた。ライフスタイル的にもセダンよりどちらかというとステーションワゴンが好みの小生。ワクワクが止まる訳がない。

まあ中核と言われ続けメルセデスの社運を左右するともいわれる人気のEクラス。４代目、５代目とほぼ安泰とも感じるモデルチェンジ、マイナーチェンジを繰り返してはいたものの末はコロナパンデミックの影響もあり、世の中のSUV、アウトドアブーム的な流れにも巻き込まれ、メルセデスでいうところのラインナップの頭にGの付くSUVモデルの販売好調の陰に勢いが薄れた時期もあった。また新型Cクラスの評価が高くバカ売れ状況も長く続き、ここしばらくは高級乗用車と言われるクラスの車種は息をひそめていた状況もあったようで、そのブームや影響も以前の状況、環境へと回復基調となり、満を持して新型Eクラスの登場というタイミングはメルセデス・ベンツの狙うところなのかもしれない。

今まで以上に非の打ち所のない室内はドライバーを、乗員を優しく包んでくれ安心感この上ない！今回は更にドライバーのドライビングとしての情報をはじめ操作性をもアシストしてくれる機能がてんこ盛りで全行程終了後は今までにないほど充実した楽しいドライブとなった。
先代Eクラスと比べ、ボディサイズ（全長、全幅、全高）の全てが大きくはなったが、ステアリングを握るとそう大きさを感じることはなく、見切りも良いので車両感覚、大きさは捉えやすい。先代等から乗り換えても、違和感はそうない。

　
インテリアで注目すべきは、インパネセンターに設置された大画面ディスプレイと助手席にも備わるディスプレイ。『EQS SUV』では、『MBUXハイパースクリーン』だが新型Eクラスは『MBUXスーパースクリーン』と呼ばれる。見た目、運転席のディスプレイが繋がっているか、別に設置されているかの違いである。さらにEクラスでは、センターディスプレイの上に『セルフィー＆ビデオカメラ』が設置されて、写真や動画の撮影ができるほか、停車時に指定のアプリをダウンロードすることでビデオ会議も可能のようだ。慣れる機能とは思うが、レンズを向けられていると何もしてなくても妙な気持ちになるのは小生だけ？…。かつてないラグジュアリー体験をもたらす機能の一つなのだが…。
ちなみに、『MBUXスーパースクリーン』と『セルフィー＆ビデオカメラ』は、『デジタルインテリアパッケージ』のメーカーオプションに含まれる。
※MBUX（メルセデス・ペンツ ユーザーエクスペリエンス）～第3世代

とりわけ、ディーゼルエンジンにもISG*が搭載されマイルドハイブリッドとなり、エンジンの始動時もとても静かに。更に、アクセルを踏んだ時のエンジン音も、耳を澄まさないと感じられないくらいとても静かである。これはメーカーオプションの『アドバンスドパッケージ』に含まれている『熱反射・ノイズ軽減ガラス』の恩恵もあると思われる。　　
*ISG＝Integrated Starter Generator

通して乗り心地はとてもマイルド。サスペンションは『AIRMATICサスペンション』（エアサス）ではなく、『AGILITY CONTROLサスペンション』（スプリングサス）なのだが完成度が高く、エアサスのように路面をとらえ姿勢をできるだけフラットにしている、そんな感覚だった。「クルマはエアサスに限る！」とおっしゃる方々も納得の仕上りなのではと感じる。
メルセデス得意の走行モードを選べる『DYNAMIC SELECT（ダイナミックセレクト）』は『Eco』、『Comfort』、『Sport』、『Individual』があり、通常モードの『Comfort』でも快適に走行できるが『Sport』を選択すると、アクセルを少し踏むだけでアッという間に公道の制限速度まで加速する。レスポンスが更に良くなり、運転は、そりゃ楽しくなる。

「聞く」だけだった音楽もBurmester® 4D サラウンドサウンドシステムの採用で振動まで「感じる」ことができる。新型E クラスのアクティブアンビエントライト（※アドバンスドパッケージに含む）は、さらに「光を感じる」という要素も付加し、かつてない音楽体験ができる。

新型Eクラス、終始『快適』の一言に尽きる。当然ながら、ディーゼルエンジンの燃料は軽油。お財布にとても優しい。燃費もカタログ値とそう違わなく、高速道路、林道、山道　等をガンガン走った今回のロケ取材でも燃料の心配は皆無。余裕の残量を記録した。
　
新型Eクラスは、伝統と革新が完全に調和した、威厳に満ちたデザイン。受け継がれたステータスに次世代テクノロジーが融合した使い勝手の良いモデルであった。

E-Class Stationwagon エクステリア

短いフロントオーバーハング、ロングホイールベースによるバランスの良いプロポーション、ダイナミックで先進的なフロント、美しいルーフライン、個性的な存在感をまとうリアによって、洗練されたスポーティネスをまといます。

❶フロントデザイン
特徴的なデイタイムドライビングライトがあしらわれた左右のヘッドライトとグリルを、ブラックエレメントによって一体化。長い歴史に裏打ちされた先進のステーションワゴンとしての自信が満ちるフロントデザインです。

❷デジタルライト
デジタルライトは、片側約100万画素のプロジェクションモジュールを制御することで、前走車、対向車などを眩惑させずに、より広い範囲を高精度で照射します。
〈パッケージオプション設定〉

❸スポーティなプロポーション
短いフロントオーバーハング、長いボンネット、後退したキャビン、良好なバランスのリアオーバーハング、伸びやかなサイドビュー、美しいルーフラインとともに、そのステータスを雄弁に語る、スポーティなワゴンプロポーションです。

❹シームレスドアハンドル
キーを身に着けた人がクルマに近づき、ドアハンドルに触れるとポップアップし、ドアハンドルを引くだけでドアが開けられます。走行中は格納されるため、スタイリッシュなルックスとともに、優れた空力性能と静粛性に貢献します。

❺リアデザイン
左右が一続きのように見えるリアコンビネーションランプに、スターマーク形状のライトを採用。傾斜したリアウインドウとともに、独創的な存在感をまといます。

E-Class Stationwagon インテリア

薄いエアアウトレットとともに、ダッシュボード全体に広がるようなデザインを採用し、大きな開放感をもたらす空間を創造。さらに、高度なデジタル化を実現するディスプレイなど、隅々にまで上質なディテールを採用。先進の安らぎと心地よさに包まれるインテリアです。

3Dコックピットディスプレイ
警告や車間を維持するアクティブディスタンスアシスト・ディストロニックの作動状況などを3Dで表示できます。また、ディスプレイに内蔵されたカメラによって、疲労度を教えてくれるアテンションアシストのドライバーの状態検知がより正確になりました。
〈パッケージオプション設定〉

セルフィー＆ビデオカメラ
運転席、助手席をカバーするインストルメントパネル中央のカメラで、写真や動画を撮影* して保存できます。さらに、In-Carアプリパスを通じて、停車時にはビデオ会議に参加することもできます。
〈パッケージオプション設定〉
* 撮影にはUSBメモリが必要です。

MBUXスーパースクリーン
1枚のガラス面に覆われたように見える、14.4インチセントラルディスプレイ、12.3インチ助手席ディスプレイを装備。走行中にドライバー側から助手席ディスプレイが見えない、ビジュアルシールド機能も採用しています。〈パッケージオプション設定〉

Burmester®4Dサラウンドサウンドシステム
振動を発生させるエキサイターを前席に内蔵。17個のプレミアムスピーカーに、体で直接感じるサウンドを加えることで、4Dという心躍る新感覚の音楽体験を創造します。〈パッケージオプション設定〉

熱反射・ノイズ軽減ガラス
日射による室内の温度上昇を低減するとともに、優れた静粛性にも貢献します。
〈パッケージオプション設定〉

快適で柔軟な室内空間
長距離移動も快適なリアシートには、40：20：40の分割可倒方式を採用しました。1,830L（VDA方式）のゆとりある空間。

アンビエントライト / アクティブアンビエントライト
アンビエントライトは、ダッシュボードからドアパネルまで細い帯状のライトで、柔らかなLEDの間接光が、華やかでありながら深い安らぎに包まれる、心地よい室内空間を創造します。照明色は選択可能で、明るさも調整可能です。〈標準装備〉
アクティブアンビエントライトは、赤い光で危険な状況を知らせるなど、クルマとの親密なコミュニケーションを実現します。さらに、音楽のリズムに合わせてアンビエントライトが変化する、サウンドビジュアライゼーション機能を搭載しました。〈パッケージオプション設定〉

E-Class Stationwagon 装備＆テクノロジー

頻繁に使う機能を事前に設定することで、乗車時に機能を作動させるルーティン機能を備えた第3世代のMBUXを初導入。メルセデスの真髄である高度な安全性能とともに、安心感に満ちた極上のドライビングが愉しめます。

MBUX音声アシスタント
「ハイ、メルセデス」とクルマに話しかけるだけで起動。
少し暑い」「カフェに行きたい」など、普段の会話のように話しかけるだけで、車両設定やインフォテインメント機能が簡単に操作できます。
車内の乗員がドライバーのみ、かつ設定が有効化されている場合は車両がボイスコマンド待ちの状態となり、「ハイ、メルセデス」の発話なしでも音声操作が可能です。

アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック&アクティブステアリングアシスト

高速走行から渋滞時まで、ステアリングに手を添えているだけで、加減速とステアリングアシストで、前走車との最適な距離を維持しながら、車線もキープします。
ドライバーの疲労を大幅に軽減し、安全性向上に貢献します。

ヘッドアップディスプレイ

ドライバーの前方に浮かんでいるように見える高解像度のカラー画像で、車速、制限速度、ナビゲーションの案内情報などが、前方の道路状況から目を離さずに確認可能。安全運転をサポートします。
〈パッケージオプション設定〉

360°カメラシステム
真上から自車を見下ろすように、周囲の状況を映像で表示。駐車時などに死角が確認できるので、安心感を高めます。

アクティブパーキングアシスト
最適な駐車スペースを検出。操舵・ギアチェンジ・アクセル・ブレーキ機能によって、簡単に駐車できます。縦列駐車にも対応し、さらに便利になりました。

MBUX ARナビゲーション
ナビゲーションの進行方向を、実際の路上の映像上に表示。複雑な道路形状の交差点などで進む方向をよりわかりやすく誘導します。※ 画像はイメージです。

PRE-SAFEインパルスサイド
側面衝突が不可避であることを検知すると、衝突側前席バックレストのサイドサポートに内蔵されたエアチャンバーが瞬時に膨張。前席乗員をドアから遠ざけることで衝撃の軽減を図ります。

クライメートコントロール
クライメートコントロール(前席左右独立調整)は、運転席、助手席で独立して温度設定が可能。

シートベンチレーター＆シートヒーター
シートベンチレーターは、シートに内蔵されたファンが、真夏の日射などで熱くなったシートの温度を下げるとともに湿気も取り除きます。
シートヒーターは、天候などに合わせて3段階の温かさが選べ、季節ごとの快適性を高めます。
〈シートヒーター[運転席・助手席] 標準装備〉
〈シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)[運転席・助手席]・シートヒーター[後席] パッケージオプション設定〉

デジタルキー
iPhoneにMercedes me アプリをインストールし、車両に登録することで、従来のキーと同じ感覚で車両の施錠 / 解錠および始動が可能になります。

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※ 写真の仕様・装備は、日本仕様と異なる場合があります。

詳しい情報は右記サイトでご確認ください。https://www.mercedes-benz.co.jp/

E 220 d Stationwagon AVANTGARDE おすすめパッケージ

商品番号：M2148502024

ドライブレコーダー360［フロント＋サラウンドカメラ］　61,600円（税込）
ドライブレコーダー360［リア］　9,900円（税込）
フロアマットプレミアム　93,500円（税込）
メディアインターフェース アダプタケーブル（USB-C to USB-A）　2,530円（税込）
MBUXスーパースクリーン タッチスクリーン保護フィルム　19,250円（税込）

［参考取付時間 ステーションワゴン：2.5h］
※右ハンドル用。※ドライブレコーダー360［フロント+サラウンドカメラ］には、microSDカード64GB（1枚）、テープ、ケーブルが含まれます。
※メーカー希望小売価格には、取付費用は含まれていません。別途取付費用がかかります。
※各車両への適用並びに取り付けは、車種・グレード・年式によって異なります。詳しくは、メルセデス・ベンツ正規販売店までお問い合わせください。
※仕様、メーカー希望小売価格等は予告なく変更される場合がありますので、予めご了承ください。
※MBUXスーパースクリーン タッチスクリーン保護フィルムの写真は左ハンドル用です。※写真の取付車両は実際と異なる場合があります。※写真はイメージです。
※在庫がなくなり次第販売終了とさせていただきます。
※詳しくはhttps://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/services/accessories-content/wall-unit.html　メルセデス・ベンツ中野/西新宿/石神井/武蔵野/西東京までお問い合わせください。