春の湘南シーサイドから箱根の峠道へと新型GLCクーペを連れ出し、その進化を確かめた。
GLC 220 d 4MATIC Coupé (ISG搭載モデル)
東京から1時間半で行ける身近なスパ&リゾートのエリアが今回ご紹介する湘南~湯河原のドライブコースです。
そのコース上には、様々な歴史と文化を感じる施設や景勝地が点在しています。小田原のシンボル小田原城のある小田原城址公園は日本さくら名所100選に選ばれています。また小田原城の近くには、かまぼこ作りの体験や、ショッピングが楽しめる「鈴廣かまぼこの里」などもあります。湯河原近くの星ヶ山公園、幕山公園は、四季折々の花の名所や、広大な敷地を活かしたアスレチック施設やバーベキュー、ピクニックなどが楽しめる家族連れにも人気の公園です。日の出が美しい場所として知られている真鶴岬へ向かう道は樹高30mを超えるクロマツやクスノキなど、数百種類の植物と野鳥が生息する原生林が広がっています。様々な景色に出会える湘南~湯河原エリアのドライブの参考になさってください。
湘南〜湯河原エリア観光スポット&ドライブルートマップ
おやど瑞月
日々の喧騒から暫し離れ、自然の風景に身をおいて美味しい料理に舌鼓み。
源泉掛け流しの湯河原温泉でゆったりと身体をほぐす至福の時。
湯河原の高台にひっそりと佇む隠れ宿 湯河原温泉「おやど瑞月(ずいげつ)」
鈴廣かまぼこの里
「鈴廣 かまぼこの里」にある鈴廣かまぼこ博物館では、併設されている手づくり専門の工場での(水曜日は工場定休日)作業風景が見学頂けるほか、かまぼこ・ちくわ手づくり体験教室をはじめ、かまぼこの歴史や不思議、栄養のことなどを、楽しみながら学べる施設です。職人のかまぼこづくりをご覧いただいたり、かまぼこ板絵国際コンクール作品の常設展示、ミュージアムショップも楽しめます。また、鈴廣かまぼこの里には、他にも小田原・箱根ならではのレストランやCAFE、お買い物処があるので、かまぼこ博物館と共にお楽しみいただけます。
アネスト岩田ターンパイク箱根
小田原と箱根を繋ぐアネスト岩田ターンパイク箱根は全長で約14kmあり、この間に展望ポイントが何カ所かあります。スカイラウンジは360度見渡せる絶景スポットでの食事やティータイムを楽しむ事が出来ます。車と共に景色を満喫するなら湘南ビュー展望台がおすすめです。車に乗車したままV字に広がる小田原市が一望出来、天気の条件が良ければ横浜のランドマークタワーや東京スカイツリーまで見渡せます。
真鶴岬
「かながわ景勝50選」にも選ばれている真鶴岬。岬からはダイナミックな大海原が展望でき、岬先端の三ツ石海岸は、磯遊びスポットとしても人気があります。
幕山公園(湯河原梅林)
幕山公園は新崎川に沿って造られた自然豊かな公園で、春には梅や桜、夏にはあじさい、秋にはキンモクセイ、冬にはサザンカなど、一年中花を楽しむことができます。その中でも梅は白梅、紅梅合わせて約4000本もあり、2月上旬から3月中旬に開かれる「梅の宴」ではさながら梅の絨毯(じゅうたん)のような光景が広がり、公園は梅の甘い香りで包まれます。週末には、芸妓の舞や民謡、狂言など、さまざまなイベントが開催されます。また、4月からの半年間はバーベキュー利用も可能となる他、体を動かすにはうってつけのアスレチック施設も併設されているので、子ども連れのファミリーやデートにも最適です。幕岩と呼ばれるロッククライミングに格好の岩もあり、連日多くのクライマーたちで賑わいを見せます。ハイキングからピクニックなど、アウトドアにぴったりな幕山公園で休日をゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
小田原城
かつて戦国大名・北条氏の居城として知られ、歴史の舞台にもたびたび登場した小田原城。日本100名城のひとつにも数えられています。現在の小田原城は1960年に復興された小田原のシンボルです。外観は江戸時代の姿を復元、内部は歴史資料の展示施設となっていて、甲冑・刀剣・絵図などの資料や城内のシアターにて小田原の歴史や武家文化の一端を知ることができます。最上階の5 階には武士の守護神とされた摩利支天像の安置空間も再現されています。標高約60mの最上階からは相模湾が一望でき、天気のいい日には房総半島まで見ることができます。小田原市では平成18 年に天守閣の高さを基準とした高度規制を行い、小田原駅周辺地区では天守閣の高さを超える建造物の制限がなされており、小田原のシンボルとして大切にされています。
星ヶ山公園
緑豊かな星ヶ山公園の目玉は、なんといっても5月下旬から6月上旬にかけて咲きほこる50,000株ものさつきの花です。まるでピンクの絨毯のような絶景を楽しむことができます。さつきの郷から登ったところにある展望台からは、相模灘の青と自然の緑のコントラストがとても美しい景色を一望できます。展望台には友逢の鐘があり、美しい景色を見ながら愛を深めることができるとカップルに人気のスポットです。心地よい風を浴びながらお弁当を持ち寄ってピクニックをする家族連れも多く、ファミリー、友人、恋人と楽しめる観光スポットです。
明治記念大磯邸園
「明治記念大磯邸園」には、立憲政治の確立等に重要な役割を果たした伊藤博文、大隈重信、西園寺公望そして陸奥宗光にゆかりのある邸宅や庭園などの歴史的建造物が残されています。これら残された邸宅等は、湘南の邸園文化の象徴として、明治期の姿と異なる箇所が少なくないものの、周囲の景観を生かした庭園、周辺の自然環境が一体となって、積層する歴史を今日に伝える佇まい(風致)を遺しています。現在、開園範囲は旧大隈重信別邸・旧古河別邸と陸奥宗光別邸跡・旧古河別邸の庭園のみとなります。建物内の見学はできません。
旧吉田茂邸(大磯町郷土資料館別館)
旧吉田茂邸は戦後の内閣総理大臣を務めた吉田茂(1878-1967) が暮らしていた邸宅です。もとは明治17年(1884) に吉田茂の養父・吉田健三が土地を購入し、別荘を建てたのがはじまりです。養父亡きあと吉田茂が邸宅を引き継ぎました。昭和20 年(1945) より大磯の邸宅を本邸とし、晩年を過ごしました。本施設は吉田茂が暮らした当時の邸宅を復原したものです。昭和22 年頃建てられた応接間棟、および昭和30 年代に近代数寄屋建築で有名な吉田五十八が設計した新館をメインに再建しています。