ラグジュアリーなドライブで新緑の箱根を存分に楽しんだあとは、森の静寂に抱かれるとっておきの宿「KANAYA RESORT HAKONE」へ。
緑のグラデーションに彩られた箱根のドライブもそろそろ終着地に近づきました。柔らかな木漏れ日と鳥のさえずりが、今回の宿「KANAYA RESORT HAKONE」までのアプローチを心地よく演出してくれています。しばらく進むとホテルの顔とも言えるエントランスに到着です。伝統的な趣とモダンなデザインの融合で周りの景色に溶け合いまるで1枚の絵画のよう。ホテル内への期待感が一気に高まります。
日本最古のリゾートホテルをルーツにもつラグジュアリーリゾートとして誕生したのが「KANAYA RESORT HAKONE」です。
6,500坪という広大な敷地を有し、鬼怒川金谷ホテルの創業者であるジョン金谷鮮治氏が愛した「森の別邸」がコンセプトとされているそうですが、その名の通り、敷地内は深い森の静けさと、自然が織りなす木々の美しさ、谷を渡る風の音や鳥たちのさえずりが美しいハーモニーとなって、滞在する人の疲れを癒してくれます。お部屋はわずか14室で、全室大涌谷を源泉とする天然温泉がひかれており、12室には専用露天風呂が用意されています。心ゆくまで極上の温泉を好きな時間に何度でも楽しめる、まさにプライベートリゾートそのものです。今回宿泊したのは、「JOHN KANAYA Suite」(ジョンカナヤ スイート)というお部屋。132㎡の広々とした客室に入ってまず目を引くのは、リビングルームのワイドスパンのガラス窓から望む景色です。まるで箱根の森を独り占めしているような贅沢な気分になります。インテリアは安らぎを与えてくれる様々な石や木の自然素材を取り入れた意匠と、スタイリッシュなソファーやダイニングテーブルなどを上品にコーディネイトされています。
専用露天風呂は「美肌の湯」として名高い名湯で、肌触りが優しく「湯浴み」という言葉がしっくりくるようなお湯でした。広々とした専用のテラスではお風呂上りのひとときを心ゆくまで寛ぐことが出来ます。
さて、お目当てのお料理は東京・西麻布で人気を博した“お箸で食べるフレンチ”の先駆け店「西洋膳所 ジョンカナヤ 麻布」のDNAを継承されたフレンチが、ホテル内にある「西洋膳所 JOHN KANAYA」にてフランスでミシュランの星を獲得した森シェフによって再現されています。山海の幸をふんだんに取り入れた和のテイストを織り交ぜたお料理は、一皿ごとにエレガントで小粋な演出も楽しみのひとつです。
極上の休息にふさわしい場所をもうひとつ見つけてしまいました。
KANAYA RESORT HAKONE インフォメーション
●〒250-0631神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251-16
●TEL:0120-016-545(予約センター)
●公式ホームページ:https://hakonekanaya.com
●チェックイン/15:00~ 19:00 チェックアウト/11:00
●東京からお車でお越しのお客様:新東名高速道路→厚木IC→小田原厚木道路→箱根口IC→国道1号→国道138号→仙石原交差点→県道75号→県道733号→金谷リゾート箱根
●カーナビ目的地を「ポーラ美術館・電話0460-84-2111」に設定し、同じ県道733号線沿い、ポーラ美術館より強羅方面に約600メートルの位置にホテルの正門があります。