歴史と自然豊かな土地の魅力に溢れる南魚沼の地に佇む雪国ならではの風土と文化を育む古民家の宿「ryugon」での至福のひととき。
ダイナミックな越後の山容を望むスカイラインや、絶景ポイントへのドライブの高揚感に浸りながら、今回の旅の相棒、新型GLA45Sで向かったのは、2019年10月にリニューアルした「雪国を感じる古民家ホテル・ryugon」です。ホテル名の「ryugon」とは、戦国時代の武将上杉景勝の父である長尾政景の菩提寺「龍言寺」の跡地に建てられたことに由来されています。まず目を引くのは道路に面している門をくぐると一変して、約200年前の文化文政時代へとタイムスリップしたかのような建物に圧倒されます。
そして、国の登録有形文化財にも指定されているレセプションへと続きます。
豪農の武家屋敷などを移築してリノベーションされた館内は、洗練されたモダンな和の設え。また、敷地からつながる坂戸山を借景としたガーデンラウンジや囲炉裏ラウンジなどのパブリックスペースは、くつろぎと優しさに溢れた空間演出とオリジナルのインテリアで最高のおもてなしを感じます。
宿泊したお部屋の家具もパブリックスペースにある家具同様に雪国をイメージしたryugonオリジナルのものが用意されていました。広々とした窓から望む庭園がまるで繋がっているかのように思えます。今回は初秋の旅でしたが、冬には雪国ならではの雪景色が一面に広がり、美しい別世界を体感できるのでしょう。
さて、楽しみにしていたこちらでの食事はというと、地元の恵みをふんだんに盛り込んだ、伝統料理のエッセンスも取り入れられたガストロミーを堪能できます。ダイニングの中央に配置されている囲炉裏を使った旬の魚の炭火焼や、土鍋炊きの魚沼産コシヒカリは絶品です。
また忘れてはいけないのが温泉です。泉質はナトリウム塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で旅の疲れを癒してくれるばかりでなく、安らぎと美肌も約束してくれます。このほか館内にはバーラウンジ、ライブラリー、地元の食品や地酒、工芸品などが揃うショップなどが併設されています。宿泊という目的以外にも滞在が楽しくなる時間と思い出に残るモノとの出会いもあり、本当のホスピタリティを得られることは間違いないでしょう。
ryugon(龍言 りゅうごん)インフォメーション
〒949-6611新潟県南魚沼市坂戸1-6
TEL / 025-772-3470 FAX / 025-772-2124
公式ホームページ:https://ryugon.co.jp/
チェックイン/15:00~ 24:00 チェックアウト/12:00
東京都内から車でお越しのお客様
関越自動車道で新潟方面へ
練馬IC〜塩沢ICまで110分(176km) 塩沢IC〜ryugon
まで12分(10km)
または、練馬IC〜六日町ICまで120分(187km)六日町IC
〜ryugonまで8分(3.6km)