極上の高原ドライブを愉しみ目指したのはワンランク上のおもてなしが評判の
信州・蓼科高原の四季折々の自然に囲まれた宿 「別邸 たてしな薫風 」 。
山梨・長野両県に跨る八ヶ岳連峰をバックに爽快なドライブを楽しんで辿り着いたのは、八ヶ岳連峰の北端に位置し、諏訪富士とも呼ばれる蓼科山や蓼科湖にほど近い「別邸 たてしな薫風」。ビーナスラインからカラマツ林へ入りしばらく進むと、森の隠れ宿と思わせる「別邸 たてしな薫風」のエントランスが見えてきます。今回の極上の休息では、標高1,400mの深い森の中に2024年2月に誕生した「別邸 たてしな薫風」をご紹介します。
エントランスからロビーに入ると、一番初めに目に入るのが暖炉です。一段下がったラウンジは、落ち着いた雰囲気のクラシカルなインテリアと暖炉が素敵な空間を演出していました。こちらでは、フレーバーティ、コーヒーに加え地元産のワインやジュースのサービスがあります。冬は暖炉の前でコーヒーやワインを片手に、団欒の時間を過ごすというのもいいですね。ゆったりとした時間が流れている雰囲気は旅の最高のおもてなしです。
そして、2階には標高1,400mからの満点の星空を眺めることができる「星空テラス」があり、蓼科の豊かな自然と共に極上のリラックスタイムを過ごす事ができます。ここでは星空ウォッチングだけではなく、早朝や日中にやってくる鳥たちのバードウォッチングなど、自然と一体になれる時間が持てるはずです。
「別邸 たてしな薫風」のお部屋は全10室です。各部屋すべてが、和室の寛ぎとモダンな雰囲気を合わせ持つ和モダンなお部屋で、全室温泉・半露天風呂付きになっています。今回のお部屋は落ち着いたインテリアの和室と、ゆったり寛げる大きなソファセットのあるリビングのあるお部屋でした。和室やリビング以外にも、お部屋の建具や家具など、どこかほっとする趣きのある設えです。そして、上質な温泉の半露天風呂がお部屋にあり、薫風こだわりのバスアメニティが用意されています。今回は食事の前に、湯浴みを楽しませて頂きました。
お部屋以外にも大浴場があります。男女それぞれに大浴場と露天風呂が用意されています。たっぷりのお湯に浸かりながら鳥のさえずりや自然を眺める時間はまさに極上のひとときです。「別邸 たてしな薫風」の温泉は、蓼科三室源泉(たてしなみむろげんせん)で長野県内で唯一の高温酸性泉という事です。さらりとして、じんわりと温かさが持続するそんな温泉でした。
さて、上質な温泉でさっぱりとしたあとはお待ちかねの食事の時間です。レストラン席と個室席のあるダイニングへ。信州の食材を丁寧に生かした「薫風会席」を頂きます。酒処信州の諏訪湖畔にある蔵元「舞姫酒造」のあんず酒を食前酒に、スタートです。色とりどりの旬菜はどれも趣向を凝らした料理の数々、続くお料理やお造りも地元の山の幸や新鮮な野菜、八ヶ岳サーモンなどが使われいて、滋味深く優しい味わいです。メインにはりんごを食べて育ったという、信州プレミアム牛のしゃぶしゃぶを頂きましたが、うるいなどの山菜と一緒にさっぱりと味わう事が出来ました。
「お客様のお喜びになることを、常にイメージして料理のおもてなしを探究しております。蓼科の土地柄、美味しい野菜も多くお客様も期待感があります。四季を五感で楽しんでいただけるよう、素材の旨味を引き出したお料理を提供させていただきます。」そんな料理長 渡邉氏のアイデンティティを感じたお料理でした。季節毎に食材も変化し、彩り良く創意工夫されたお料理を楽しむ事が出来るので、ぜひ違う季節のお料理も味わいたいと思いました。
蓼科高原は、古くから湯治場として親しまれていたように上質な温泉地として、また、八ヶ岳の大自然に抱かれた閑静な避暑地として広く知られています。芽吹きの春、緑深まる夏、美しい紅葉の秋、そして雄大な八ヶ岳の雪景色が魅力の冬、それぞれに違う顔を見せてくれる場所蓼科に、ひっそりと佇む「別邸 たてしな薫風」は、そんな大自然と豊かな温泉に恵まれた、おもてなし深い心休まるお宿でした。
長野蓼科温泉 別邸 たてしな薫風 (かおるかぜ) インフォメーション
●所在地: 〒391-0301長野県茅野市北山4035-546
●TEL:0266-75-1834
●公式ホームページ:https://www.bettei-kaorukaze.com
●チェックイン15:00 PM / チェックアウト11:00 PM
●お車の方: 永福IC→ (中央自動車道:178km) →諏訪IC→ (国道を経由、ビーナスラインを蓼科方面へ:18km)→街灯番号77番を右折 →別邸 たてしな薫風
●ご予約:ホームページのご宿泊予約から